ブログ発信で目指すコンテンツマーケティング
ブログ集客には時間が掛かります。毎日1記事ずつ投稿しても、すぐにはアクセス数に結びつかず、3ヶ月経過しても集客の実感が湧かないことはザラにあります。それでも私がブログ執筆を勧めるのには理由があります。
旧来型のネットマーケティングは限界を迎えている
すぐに成果を出したい事業者は、リスティング広告によってアクセスを集めて、ランディングページでのコンバージョンを狙うという、効率的な刈り取り型のマーケティングに注力しがちです。しかし、「今すぐ客」を狙う広告は売上に直結しやすい反面、多くの広告主が入札するため、広告の入札単価が高騰します。つまり売上は獲得できても利益が薄い状態に陥りやすいです。
顧客ニーズを育て、長期の関係性を築く事でLTVの最大化を
LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)を最大化しようとする手法は、従来の刈り取り型マーケティングと比較して「農耕型」と呼ばれています。ユーザーにとって有益な情報を提供し続けることで、顧客ニーズの育成・長期的な関係性を築く事を目標としています。
ニーズを育成するとはどういうことかと言うと、ニーズが顕在化していない「潜在層」に向けても発信し、商品やサービスの認知から段階的に購買へ後押ししていく事です。すぐに売ろうとしない、あるいは売り込むことに固執せず、有益な情報提供を行おうとする姿勢は、顧客からの信頼へ繋がり、長期的な関係を築きやすくします。
コンテンツのテーマ出し
では、どのようなテーマでブログ発信したら良いでしょうか。テーマが思い付かないうちは、「喚起」「結果」「証拠」「共鳴」「信頼」「ストーリー」「クロージング」という、ホームページの目標達成に必要な要素の足りない部分を補う記事投稿していく事をお勧めします。注意すべきなのは、企業側が発信したいコンテンツではなく、読者の興味を中心に据えるということです。
信頼パートを補う為の事例紹介
顧客の課題解決ができた事例を日々紹介していくことで、ユーザーからの信頼に繋がります。また、様々な事例を紹介することは、ユーザーが気づいていなかった課題解決のヒントを与える場合もあります。
安定感のあるエバーグリーンコンテンツ
流行り廃りがなく、常にユーザーが欲している情報がエバーグリーンコンテンツです。「○○のやり方・マナー」などのノウハウが分かりやすい例です。ペルソナが持つであろう基本的な情報ニーズを意識すると辿り着きやすくなります。
ネタ切れしない為の、ブログアイディアの作り方
日々情報発信するためには、その倍以上のインプットが必要となるはずです。ネタ切れにならないようにする為のアイディアの見つけたをいくつかご紹介します。
- 顧客からの質問やフィードバックをネタにする
- 業界内での著名人に話を聞きにいく
- SNSのトレンドを観察する
- 関連書籍の目次欄を読む