ウェブ集客の売上算出式
ウェブ集客施策を行うことで、どれだけの売り上げが得られるかは以下の式で求められます。
これだけ見ても意味不明だと思うので、まずは単語の意味から見ていきましょう。
表示回数
表示回数とはすなわち、ウェブ広告が表示された回数のことです。
ウェブ広告を配信すると、多くの人のスマホやパソコンで表示されます。アプリ内で表示される広告もあれば、検索結果画面に表示されるものなど、さまざまです。
ウェブ広告を配信したとき、合計10,000回表示された場合、表示回数は10,000になります。
クリック率
クリック率とは、広告が表示された数のうち、どれだけクリックされたかの割合です。
例えば、10,000回表示された広告のうち、1,000回クリックされた場合、クリック率は10%になります。
成約率
成約率とは、サイトに訪れた人のうち、どれだけが成約に至ったかの割合です。
例えば、サイトに1,000人訪れたうち、10件の成約が発生した場合、成約率は1%です。
成約が何を指すかは、サイトの目的によって異なります。サイト上で商品の販売数を増加させたいのなら、「商品の購入」が成約です。新規顧客との接点獲得が目的で、資料請求の数を増やしたいのなら、「資料請求数」が成約にあたります。
集客を成功させるには、売上算出式の各数値を改善することが大切
ここでもう一度、売上算出式を見てみましょう。
売り上げは表示回数、クリック率、成約率のかけ算によって求められます。そのため、売り上げを最大化させるためには、表示回数、クリック率、成約率のすべてを改善しなければなりません。
例えば、膨大な広告費を使って表示回数を増やしたとしても、サイトの情報に魅力がなければ、成約率はゼロ、つまり売上も発生しません。逆にどんなに素晴らしいサイトを持っていたとしても、そもそも表示回数が少なく、サイトを見てくれる人がいなければ、売上は増えないでしょう。
集客施策を行ったことでサイトを見る人が増えたとしても、売上につながっていなければ、成功とは言えません。売上を増加させるためには、表示回数、クリック率、成約率の3つの値をそれぞれ伸ばす必要があります。
まとめ
集客施策と言っても、その種類はさまざまです。実際に施策を検討する際は、表示回数、クリック率、成約率のどこが改善されるか施策であるかを意識することが大事です。
ウェブ集客に取り組む際は、この記事の内容を頭に入れておきましょう。