今回は、ホームページに必要とされる要素(喚起、結果、証拠、共鳴、信頼、ストーリー、クロージング)をどのように配置したらお問い合わせや資料請求に繋がるかについて説明します。

最初にお伝えしておきますと、こうしておけば大丈夫といった正解はありません。コンバージョンに至るまでの導線の中には、業種や想定されるユーザーの心理など、様々な要素が複雑に入り組んでいるからです。これらを全て想定するのは、はっきり言って無理ですし、時代と共に変化するものです。絶対こうすべきだと言う人の意見は信用するべきではありません。

なので、ある程度の導線を作ったら、運用してみることが大切です。数ヶ月運用してみて、ユーザーの行動の傾向をアクセス解析によって掴み、試行錯誤を加えていくことが必要となります。アクセス解析の設定については、「3.自社発信で結果を出すカテゴリ内記事」にまとめます。

目次

新旧ホームページのレイアウト比較

前談が長くなりましたが、ホームページを構成する要素(喚起、結果、証拠、共鳴、信頼、ストーリー、クロージング)をどのように配置したら良いのかについてです。

古いタイプのレイアウト

昔の企業ホームページは、トップページの中に多くの情報が詰め込まれていました。Yahoo!サイトは、2008年以降、マイナーチェンジはあるものの、大枠のデザインが変わっておらず、昔ながらのデザインです。ファーストビューで、多くのコンテンツがあると分かるし、賑やかな印象を与えるので、こちらのレイアウトの方が今風のものよりも好きだと言う方も一定数いますが、中小企業のウェブサイトとしてこのようなデザインはおすすめできません。

まず、最初に飛び込んでくる情報量が多すぎることで、ユーザーがどこから閲覧したら良いかが分からず、必要要素の中でいう、「結果」が伝わりにくいのです。※Yahoo!の場合は、情報サイトなので、決まったコンバージョンがないので成立しています。

新しいタイプの(現代的な)レイアウト

対して現在主流となっているウェブデザインはどのようなものかと言うと、縦に長いタイプのものです。古いタイプのウェブサイトが、情報をオードブルのように一気に提供するのに対して、現代風サイトではコース料理のように、一品ずつ提供するイメージです。

ユーザーの使用デバイスがPCからスマホに変わったことで、縦にスクロールすることに対してユーザーが持つ抵抗感はほとんど無くなっています。なので、トップページでは「喚起、結果、証拠、共鳴、信頼、ストーリー、クロージング」までの一連の流れを作り、それぞれの要素に対して関心を持つユーザーが、それぞれの項目から深掘りできるよう、リンクボタンからレイヤーページへ線維するようコンテンツを配置していく場合が多いです。

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