Webサイトを訪問するユーザーはそれぞれ異なる目的を持っています。ある人はサービスの料金を知りたいかもしれませんし、別の人は詳しい機能を知りたいかもしれません。
各ページにお問い合わせの導線を用意するだけでは、すべてのユーザーのニーズを満たすことはできません。ユーザーの異なるニーズに応えるためには、各ページごとに適切なCTAを設置する必要があります。
ページごとのCTA例
ページごとにどんなCTAが必要でしょう。
例えば料金ページを訪れるユーザーは、「サービスの料金体系を知りたい」と考えています。この場合、CTAとして「料金表ダウンロード」や「見積もり」を設置することが適切です。同様に、事例ページを訪れるユーザーは、「自社と似た企業の事例を知りたい」とか「社内稟議で便利に使いやすい事例がないか」と考えているでしょう。ここでの最適なCTAは「事例集ダウンロード」です。
ほかにもサービスページでは、「サービスの概要を知りたい」「サービスの詳細を知りたい」というユーザーが多いでしょう。このニーズに応えるためには、「サービス紹介資料」のダウンロードを促すCTAが適しています。
CTAを適切に設置するとCVの最大化につながる
各ページごとに適切なCTAを設置することで、訪問者は自分のニーズに合った情報を簡単に得ることができ、サイト内を回遊する必要が少なくなります。結果として、コンバージョンの機会も増えるでしょう。
仮にCTAに「お問い合わせ」しか用意していない場合、見込み顧客が依頼にまつわる相談をしない限り、その顧客とコミュニケーションを取ることはできません。しかしさまざまなCTAを用意しておくと、お問い合わせするほどではないけど、「事例集をダウンロードする」「サービス紹介資料をダウンロードする」といった見込み顧客と接点を持つことができるのです。
そのため各ページに適切なCTAを設置することで、結果としてCVを最大化させることにつながります。